Q. 来年大嘗祭が行われますが、今京都御所はどうなっていますか

11月5日京都御所へ行って来ました。紫宸殿安置の高御座が大嘗祭の準備の為に東京へ移送しているので、その高御座の背後の絵画が11月5日までの最終日という事で、側近くで見ることができました。

ただ意外にもその背後の絵は中国の聖人偉人の人の姿の絵です。何故、中国の人の絵と違和感を覚えましたが、数は32枚です。32枚というと天孫降臨供奉の32神を表しているのではと思ったりしました。

紫宸殿の裏へ廻ると御三間があり、そこには明治天皇となられる祐宮睦仁親王殿下が5歳の時に行った深曾木の儀の絵がありました。

深曾木の義とは数え年5歳を迎えた男児が碁盤の上から飛び降りる儀式。着袴の儀の後に行われるもので碁盤の上で髪削ぎを行います。

右手に扇、左手に小松と山橘を持ち碁盤の上に立って髪に櫛を通した後、鋏で毛先を切り、その後両足で青色の石を踏み南の方向に向かって碁盤を飛び降りる。私も碁盤には乗りませんでしたが、5歳の時に髪を束ねて鋏を入れました。

囲碁は帝王学にも通じて宇宙に見立てた碁盤の上から飛び降りる儀式。吉報を占う升目として用いられていることより「天下を取る」という言葉があります。

最近では2011年11月3日秋篠宮家の悠仁親王殿下が行われています。

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[公開日]  永川辰男

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