Q. 伯家神道行法を行う心構えとは ―松竹梅の道―

伯家神道修行するに当たっての心構えとして、「松竹梅」に例えて、私達の教えの中に”松の道 竹の道 梅の道“と言う「松竹梅」の道があります。「松」はその優美な品格を持ち、「竹」は直ぐなる心を表し、「梅」はその人の持つ味わい、漂う雰囲気を醸し出すものとして、お行による人間形成が伝わっている。その心は正月に年神を迎える門松のように、自らに神を迎える器を作るが為の心持ちです。

「松」は千年の齢を保つ常盤木であり、「竹」は節があることよりその節を「よ」と言う様に千節(よ)の竹、梅は「うめ」「むめ」と読み、春を告げる木として共にめでたい木とされている。めでたい「松竹梅」であり、共に神を迎える神籬である。

十種神寶でいう品物比礼とは「百木長」「木長官」「木中仙」「枯龍」の異称を持つ「松」とも言われる。鎮魂行法を「タマシズメ」とも言うが、「松」には「鎮の神上松」「鎮の神渦松」(しずのかどまつ)と読むように幽界現存の活きがあったが、古代の時に既に外来の一部の人によって宮中祭祀も変遷してきている。それによって鎮魂松に由来する門松が。現在では和歌として「賤の門松」として読まれるままに留まっている。古伝伝承を今に引き継ぐ「玉鉾会」では白川家、和学教授所廃絶後の今として、先師の遺志を継ぎ“シズノカドマツ”の神事を遺している。

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[公開日]  永川辰男

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