Q. 「神社と神木」について教えて下さい

神木を霊木・勧請木・神依木と言う様に、神が依りつく、又は神宿る木とされています。神霊は大樹に依るとの信仰から神聖なる樹木として、注連縄が張り巡らされています。

古来、神霊は樹木に降臨するとの観点から、特別な畏怖の印象をもって大切に祀られてきました。樹木が生い茂る神社の森を「鎮守の杜」として、地域の人達の生活の心の拠り所でもあったのです。

参拝者の中には、神木の御利益にあやかろうとして神木の枝葉、木の皮を剥いで持ち帰えられる人もいます。又、神木に抱きついたり、手をこすったりしてそこだけ色が変わったりしている神木を見かけたりします。

昔は神木であるが故に、伐採や不浄には祟りをもたらされるとされていました。自然に考えても根を踏み、幹を触る事により、神木を痛めていることになります。自然を守ろう、自然を大切にしようという自然保護になりません。自分だけの神木でなく、参拝者皆様が崇める神木である事を弁えて頂きたいと思います。

神木の一覧(一部掲載)

神木には楠、杉、ナギ、松が多くあります。

伊勢神宮、伏見稲荷神社、大神神社、平野神社、石上神宮、
三上神社、香椎宮、高知八坂神社、白山神社
伊勢神宮、北野神社、談山神社、大原野神社、住吉神社、
熱田神宮、唐崎神社、筥崎宮、高砂神社
熱田神宮、熱海来宮神社、大山祇神社、鹿児島蒲生八幡神社、
細江神社、大三島神社、熊野大社
大槻 松尾神社、大阪野間神社
ナギ 熊野大社、熱海伊豆山神社、熊野速玉社、春日大社
宇美神社
真崎稲荷神社
銀杏 熱田神宮、浅草銀杏八幡神社、鶴岡八幡宮
常陸稲荷神社、香椎宮、弥彦神社、松江志多備神社
北野神社、大宰府天満宮
椿 南宮大社
日吉大社

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[更新日]  永川辰男

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