赤玉神事(福富祭) 2月3日

節分を前にして「玉鉾会」では、伯家神道神事行法に伝承されている「赤玉の伝」と言われる「赤玉神事」を斎行しました。江戸時代に白川家が京都、江戸の商家に「商売繁盛」として祈願したものです。

春立つ土の気を入れて作ります。真赤土(まはに)と言われる土にそれぞれの秘伝の物を混ぜて作成します。赤玉を作成するのに時間が掛かることより沢山作ることが出来ません。せいぜい10個が限界ではと思います。

当日参列された人には白川家伝承の「神札、赤玉、紅白の玉」を授与致しました。年に1回の神事でその日のみに作成するもので、赤玉は市販しておりません。

節分前に行うのは次の日が立春正月という祝日でその日のお供えして1年間を祈るものです。伯家神道とは季節の自然の気を入れての行事が多いです。それは数がついて回る神事であるが故です。

「玉鉾会」には伯家神道の秘伝行事が数多く継承されています。それが故に純粋なる正統性を名乗っております。

赤玉神事(福富祭)_01

赤玉神事(福富祭)_02

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[更新日]  永川辰男

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