台風17号の影響から遠路来られる人を心配しましたが、意外にも雨の予報から一転して晴となり、重陽節句祭を斎行。
神事は古神道行法に則って行い、この日のメインは宮中でも食されていた「萱粥の神事」です。食材は我が家で取れた無農薬野菜で作った料理。
新暦9月9日が重陽節句ですが、その日でしたらすすきのの穂が出ていないので旧暦に近い日になってしまいます。
神社によっては古くより薄の穂を使った萱の神事は残されています。それは秋の実りと共に穂を積むことより「穂積」をススキと読む古代からの縁起によるものです。