行事・神事 開催実績

[更新日]  永川辰男

円空仏を訪ねて高賀神社参拝 8月11日

今日は円空仏を訪ねて岐阜県の洞戸へ行ってきました。円空は最晩年をこの地で過ごしたとの伝承があります。

全国行脚して鉈とのみで掘った仏像が残されていますが、高賀山修験道本山の高賀(こうか)神社を訪れ修行したと言われています。最後の作と言われる「歓喜天像」を始め、多くの仏像が高賀神社に奉納され、本殿下の円空記念館に展示されています。いつ見ても円空さんの仏像には何か魂あるものを感じます。又和やかになります。何かを受けて入れてくれる親しみある仏の顔です。

高賀神社はご祭神二十三柱。創建養老元年(717)。修験道の山である標高1224m高賀山山麓にある神社で「高賀山大本神宮」ともいわれ、「妖魔退治伝説」でも有名です。

ついでに板取川で取れた天然アユを賞味してきました。「塩焼き」「味噌漬け」「煮込み」「天ぷら」「鮎茶漬け」など鮎尽くしで堪能致しました。

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[更新日]  永川辰男

温泉神社参拝

1年に一度の長崎への里帰り。帰省の折にくつろぐ場所の一つに雲仙があります。雲仙の名のもとになったのが温泉神社です。

その昔は四面宮、筑紫国魂神社とも言っていました。四面とは古事記に「次に筑紫の島を生み給う。この島は身一つにして面四つあり。即ち白日別命(筑紫)・豊日別(豊国)・速日別(肥国)・豊久士比泥別(日向)」とあり、九州総守護の神ともいわれている。

神社の鳥居を出て地獄めぐりです。江戸時代初期、改宗する為のキリスト教迫害があった温泉でもあります。

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[更新日]  永川辰男

八朔節の挙式 8月1日

8月1日八朔節に玉鉾会の会員が桑名道場で挙式を挙げました。

時代劇にも出るように本来挙式は家で行わていたものでした。その古き形式を見たいという有志の人が集まり、厳粛な中にめでたく執り納めました。

お神酒注ぎは孫二人が奉仕し、私は4年ぶりに祭祀舞「朝日舞」を奉納。その後、宴会で私は「黒田節による空手演武」「一弦琴演奏」「一献歌」「蒙古放浪歌」「やっとん節」。

その他にも参加者による「フラダンス」「バンブーダンス」「篳篥演奏」「恋ダンス」「安里屋ユンタ」等楽しく終始し、11時から始めて気づくと5時を回っておりました。

参列者から見れば暑気払い、コロナ払いの挙式出なかったかと思います。

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[更新日]  永川辰男

七夕節句祭 7月11日

全国津々浦々から送って頂きました願い事を書いて頂きました短冊を前にして七夕祭を行いました。

当会の七夕祭は民間の七夕祭とは違い、古式に則った神道行法による祓いの祭事です。

祭典後の食事は身体の中の祓いということで白いものを食べる習わしです。

午前11時から始まり午後4時過ぎまで行い、そのあと参列者の祓いの人形代を海に流しに行ってまいりました。

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[更新日]  永川辰男

物忌み神事斎行 6月12日

高浜清七郎が遺した和学教授所直伝「審神神事神傳相承」を唯一継承している「玉鉾会」の恒例行事「物忌み神事」御座立て神事を斎行。国より多くの人の参加を頂きました。

「お道の行」が進まれた人が神代にお立ちになるのですが、今年は御座立てに各家の御祖神がお立ちになり、それなりの成果を見るべきものがありました。

「玉鉾会」では「お道の行」がすすまれた人は「審神神事神傳相承」の幽斎神事を行っております。この幽斎神事が宮中に伝わる伯家神道と言われるもので、その神事ができるようになる為のお行が「お道の行」です。

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[更新日]  永川辰男

ひふみ粥神事 1月10日

正月の神社奉仕、新年挨拶、初釜茶会も終え、今日は正月恒例の「ひふみ粥神事」です。

伯家神道を行ってから40年間やって来ている恒例行事であり、肇国の姿を取り入れた神事であり、コロナウイルスの社会事情と言えども国家安泰祈願も含まれているのでやめる訳に行きません。

今日は鏡開きでもあるのでお供えの餅を砕いての神事を行いました。

ひふみ粥神事-01

ひふみ粥神事-02

ひふみ粥神事-03

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[更新日]  永川辰男

棚織祭(七夕祭) 7月5日

参加者が出安い7月5日(日)に斎行。当会の七夕祭は彦星、織姫の祭りでなく、日本本来の祓いの行事としての棚織祭で川の神様をお招きして行います。川に棚を設けて川の祭りを行う祭りが本来のわが国の伝統です。そこで6月晦日の大祓式は行わずに、7月の棚織祭の時に行います。

天気予報では雨ですが、なんとその日は桑名の周辺のみが丸く円を描いたように晴れマーク。暑くもなく湿り気もなく気持ち良い祭典が出来ました。

この日は祭典中に歌合わせを行う行事を行います。天の川を挟んで両方に分かれて歌を作ります。傑作がいくつあるので下記に紹介いたします。

祭典後の食事は我が家の畑の食材と、前日より作るこの日のみに食べる索米という食べ物で、奈良時代より瘧病を防ぐと言われています。

天の川の歌合せ(歌占い)

・、七夕の星に願いを奉り 日々の流れに思いをはせる

・、雨降りて大地の恵み畏みて 水の流れに身をや清めん

・、コロナ来て生活乱れる在宅勤務 笑って食べて笑って遊ぶ

・、七月の雨上がりに鶯の声 日々の苦しさ水に流さん(私の家では今でも鶯が鳴いています)

他にも素晴らしい歌が出来ました。

棚織祭(七夕祭)2020年01

棚織祭(七夕祭)2020年02

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[更新日]  永川辰男

新型コロナウイルスの悪疫退散祈祷の「疫病神祭」(伯家神道伝承神事)

5月5日の端午節句の薬猟の日を期して、日本国内、世界中に蔓延しているコロナウイルス撲滅の悪疫退散の「疫病神祭」を夕日の降ちを見計らって斎行。一週間前から「青柴垣の船」「柊の鉾」「五色弓矢」「諸々の御幣」等の作成。赤の御幣は「疫病神」黄の御幣は「煩主神」。上段に祀る神は本日の主祭神三座。その前にいるのが疫病神を送る主祭神の従者。いわば導きの神。

式次第は古伝伝承に準じて、先ず①「斎場忌火清祓」、②「主宰神三座の神が疫病神、煩主神を使いとして告り上げ奉る神事から入ります」、③「祝詞奏上」「河瀬の祓詞奏上」、④「三種禊祓詞奏上」、⑤「白川家伝承中臣大祓詞奏上」、⑥「五色弓矢神事」、⑦「国土八方清祓」、⑧「疫病神・煩主神と従者を船に動座」、⑨船の前で「祝詞奏上」。午後4時過ぎ揖斐川河口移動、⑩河口にて「吹き送り神事」「大祓詞奏上」「後手神事」(呪文奏上)。午後1時から初めて午後4時までかかる伯家神道として伝承されている「疫病神祭神事」です。

「玉鉾会」には高浜清七郎から伝承されている和学教授所直伝の神事が数多く伝承され、神伝伝承を守る唯一の会です。この日は、当日桑名道場へ来れなかった全国の「玉鉾会」同門の人達もそれぞれの個所で祭典時刻に合わせて国の大祓いを上げて頂きました。逸早く悪疫退散して平穏無事な生活に戻って頂きたいと願う国の大祓いです。

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[更新日]  永川辰男

赤玉神事(富福祭)

神祇官統領白川家の神事伝承の一つに、江戸時代に京阪神の商家の人達に「富福祭」と言った商売繁盛祈願祭を行っています。

当会では高浜清七郎の流れを正当に継承していることより、春の気が立つ立春を過ぎての好日を選んで土を掘り起こしての神事を行います。

伯家神道神事は御霊代の赤玉製作に手が込んでいるので沢山は出来ませんが、参列者にお持ち帰り頂きました。

赤玉神事(富福祭)

[更新日]  永川辰男

冬至節会大祓式

玉鉾会では一陽来復の冬至節会に大祓式を上げています。

玉鉾会の大祓式は神社神道で行っている大祓式ではなく、古神道行法に倣って煙による火の祓いを行い、一人一人の名前を上げて剣印を切り、息吹の祓いをかけて祓い清めます。

祭典終了後は陽の色であり黄色のお粥を食べ、開運祈願の「ん」のつく食材を七種類頂きます。

人形代を送って頂きました皆様、神風の伊勢の神宮一の鳥居がある桑名の海へ祓い流し清めましたよ。めでたき新年をお迎え下さい。

冬至節会大祓式_01

冬至節会大祓式_02

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